選挙は金持ちのもの?
私は8年間市議会議員をしています。議員の任期は4年なので、私は、選挙に2回挑戦し2回とも当選しました。
自分の選挙に関することで一番記憶に残っているのが、最初の選挙のとき高校生だった息子が友人から言われた一言です。「お前んち、金持ちなんだね。」
この一言で、選挙のイメージが、「選挙はお金がかかるもの=お金がある人が選挙に出る」ということなのだと気づかされました。
確かに選挙に出る場合、まず供託金が必要です。さらに、必要に応じて、立て看板、選挙ポスター、選挙カー、候補者のリーフレットなどいろいろなことにお金がかかります(公費で出る分もあります)。
我が家が金持ちかというと、特に裕福というわけでもなく、日々の生活には困らないぐらいの収入です。資産があるわけでもありません。実家が金持ちかというと、普通の家です。そして、私に貯金がたくさんあったわけではありません。
ではなぜ、選挙に挑戦できたのか?
ふくおか市民政治ネットワークは、普通の女性が選挙に挑戦できる仕組みがあるからです。選挙資金は、個人で準備するンも出なく、ふくおか市民政治ネットワークが準備します。選挙運動も仲間たちが一緒にしてくれます。
ふくおか市民政治ネットワークの資金の原資は、ネットワークの議員の議員報酬からの寄付と、活動に賛同した市民からの会費とカンパです。ネットワークの議員は、議員報酬のうち活動費と必要経費を引いた残りをふくおか市民政治ネットワーク寄付します。その中から、選挙資金を積み立て、選挙に挑戦する人の資金となります。
選挙のために借金する必要はありません。初めての挑戦でも、支えていくれる仲間がいるので安心して挑戦することができました。
誰でも挑戦できる仕組みで、女性議員を増やしていきたいと思います。
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