本当の平和って・・・
9年前、まともな議論もなく、数の力に任せ『安全保障関連法』が成立しました。憲法の
解釈を変え、集団的自衛権の行使を可能にし、戦争が出来る国へと舵を切りました。
戦争の過ちを二度と繰り返さないという反省のもと、憲法9条で不戦と武力放棄を
誓いました。日本はこの平和憲法にもと、79年間平和国家の道を歩んできました。
この73年間、日本人は、戦争によって命を落とすことも、命を奪うことも誰1人
ありませんでした。
私たちは誰もが平和にそして幸せに暮らす権利があります。
その権利は誰にも侵されることはありません。
本当に平和な社会とはどういうものでしょう。戦争がない社会は本当に平和な
社会なのでしょか。いつ爆弾が飛んでくるのか心配しながら暮らしたり、戦争で
家族を失い悲しい思いをする。
子どもでも銃を持ち、戦わなければならない。そういったことが日本にはありません。
もちろん、戦争がないことは大切です。
しかし、今の日本は、子どもの7人に1人は貧困状態にあります。さらに、毎年、
2万人以上の人が自殺をしています。
そのような状況にある日本が、平和な国だといえるのでしょうか?
車の乗っていると、どこかでクラクションが鳴り、あおり運転は起こり、
人々の余裕のなさを感じます。
本当の平和とはなんでしょか。
どこに生まれようとも、どんな親のもとに生まれようとも、性別も関係なく、
自由に生きられ、生活と権利が保障され、誰もが自分で未来を決められる
社会のことではないでしょうか。
みなさんもぜひ、考えて下さい。平和とは何か。
自分と違う存在を認め、受け入れることをしようとせず、排除しようとすることが争い、
つまり、戦争へとつながります。
憲法改正が現実味を帯びようとしている今、私たちは「嫌なことは嫌だ」と声を
上げることが大切です。
私たち、ふくおか市民政治ネットワークは、何よりも「いのちと平和」が大切に
される社会にしたいと活動しています。
これからも変わることなく活動していきます。
この記事を書いた人