実現できました!
令和6年3月議会が終わりました。今回の議会は予算審議が行われました。
令和6年度の予算には、新しい事業がいくつもありましたが、その中に、私たちふくおか市民政治ネットワーク・宗像が要望し続けた、産前産後のヘルパー派遣が入っていました!
これまで、妊娠中のつわりがひどいときに、料理をするのがつらかった。また、家の片づけをしたいけど、赤ちゃんの世話で手が回らないなどの声を聞きました。これで、少しでも妊婦さんや産後のお母さんの家事の負担が減らせると思います。このヘルパーの派遣は、母子手帳をもらってから、子どもが1歳になる前まで利用できます。
宗像市は、令和3年度までの産後ケアは、出産後20日以内しか利用できず、内容も、産院でのショートステイだけでした。出産後20日以内とは、里帰り出産などしていたら、利用できない短さです。しかも、産後うつの発症は、出産後すぐだけでなく、数カ月経ってからも起こります。
実は、令和3年度から産後ケアの対象を1年未満までにすることが自治体の努力義務になっていました。
やっと、令和4年度からは、出産後1年未満まで利用できるようになりました。内容も、ショートステイに加え、日帰りで助産院などの施設を使用し、母体や乳児のケアと育児指導を受けるデイサービス、助産師が家に来てくれて、母体や乳児のケアと育児指導を受けるアウトリーチと充実しました。自分にあったサービスを選べるようになりました。
そして、令和6年度から産前産後ヘルパー派遣が始まります。
周辺自治体から遅れを取っていた妊産婦に対する宗像市の支援でしたが、追いつくことができました。
しかし、まだ宗像市に足りないものがあります。一時預かり制度です。
これからも、宗像市を住みやすいまちにするため、皆さんの声を聞きながら、必要な支援を市に要望していきます!
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