予算と補正予算に賛成(3月議会③)
一般会計予算の賛成点!
子ども施策では、新生児聴覚検査支援が新設され、先天性難聴の早期発見により救われる子どもが増えること。子ども食堂支援の新設、35人以下学級の堅持など、さらなる充実を評価します。
まちづくりでは、防犯灯電気代補助、地域づくりサポート制度に続き、自治会加入促進チラシをつくるなど、地域と力を合わせ課題解決に進む姿勢を評価します。
防災では、木造住宅耐震診断補助が新設され、防災対策がさらに充実を評価します。
恒久平和希求事業では、中村哲さんの故郷という強みを活かす今後の取組に期待します。合わせて、秋季戦没者追悼式も平和を語り継ぐ事業と変革していくことに期待します。
今年度は、古賀市まちづくり条例検証の年です。さらなる住民自治の意識向上に期待します。
一般会計予算の課題!
公共交通について、西鉄バス、コガバス、のるーと等、市民の移動手段は複数用意されています。それゆえに、市の財政負担が重いことが課題です。
宮地岳線跡地利用について、長期に渡り閉鎖されていた跡地の開発に着手されることは、災害時、市民の避難経路確保のためには良いが、工事を強行し一部住民と対立構造を解消すべき。住民への譲歩と、花見小学校、古賀西小学校の通学路の安全を最優先に検討する必要があります。
学校給食について、給食センターの清掃と害虫駆除について、残留する化学物質の不安を指摘。やがて子どもの口に入る可能性と職員の健康のためにも注意するべきです。
介護保険特別会計予算の賛成点!
成年後見制度は、認知症、知的障害、その他の理由で自分で決めることが出来ない人の人権を守るために有効な制度です。今年度、成年後見センターが設置されることから市民に分りやすい位置づけになります。成年後見制度は、高齢化社会に必要な制度であり、地域包括センターと連携すれば、介護する人と介護される人が困らない社会に近づくことを期待します。
一般会計補正予算の賛成点!
電気料金高騰対策自治会支援金について、防犯灯の新規設置とLED化が進み、住民の安心安全な暮らしと自治会の財政維持に貢献しています。電気料金支援の仕方やタイミングも、自治会の実態に応じ柔軟に対応していることを評価します。
小野小学校のトイレ改修工事について、改修後の個室数は、男子16室、女子30室で、男子の個室は女子の半分です。多様性が重要視される時代、プライバシー保護のため男子の個室を増やす検討が必要と考えます。壁や床の色に、子どもの意見を取り入れるとのことで、色合いで視覚に刺激を感じる発達障がいの子どもへの配慮が実現すると、さらに良いと考えます。みんなのトイレは、避難所として配慮され、ユニバーサルデザインの採用を評価します。
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