9月議会・健康保険証とインボイスの意見書

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9月議会・健康保険証とインボイスの意見書

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2023.10.24

大賀文子の9月議会報告②

「健康保険証廃止の中止を求める意見書」
 賛成7:反対11⇒不採択
大賀文子は、介護者の立場で紙の健康保険証は必要と考え賛成しました。

 そもそも、マイナンバーカードは任意制で、紙の健康保険証を廃止することは事実上の強制です。政府が一方的に保険証廃止を決め、マイナンバーカードを義務化するのは民主主義国家とは言えません。
 紙の健康保険証は、市役所の窓口に行かなくても、有効期限前に郵送されてくる市民に優しい仕組みです。
 しかし、マイナ保険証になると5年ごとに市役所に行き更新手続きをしなくてはなりません。手続きは基本的に本人が行わなくてはならないので、障がい者、認知症、ひとり暮らしのお年寄りは対応できるでしょうか?委任状を書いて、代理人が手続きする場合はご家族や介護者の負担になります。そのような手立ての無い方は、無保険者になり医療費10割負担になる可能性があります。制度上、紙の保険証を残してもなんら不都合はありません。

「消費税インボイス制度の延期・見直しを求める意見書」
 賛成8:反対10⇒不採択
大賀文子は、消費者の立場で消費税免税制度は必要と考え賛成しました。

 消費税の、納税義務者は事業者です。今年10/1から、売り上げ1000万円以下の事業者の免税制度が廃止されます。対象となる事業者は、商品を値上げしないと事業が成立しません。物価高騰の真っただ中、街では、値上げ、倒産、廃業が増え、失業者も増えます。困るのは、消費者で市民です。

不採択でも、無駄じゃない!声を上げ続けましょう。

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