母親となって12年が経ちました。
命を授かり、
命を育む役の重さを知り、
生後半年の我が子をこの胸に抱いている時に、東日本大震災の報道を見て震え、その後福島第1原発爆発事故が起こりました。
おっぱいを与え、
外の空気を吸う、
当たり前のことが脅かされたのです。
ハッとしました。
命を育む当事者は、
そのことだけで日々追われるのだけども、
当事者が政治に関わっていなければ、
命に敏感な者が政治の場にいなければ、
もしかしたらこの国は、大切なだれかの命を軽んじてしまうかもしれない
命を大切にされる社会で、
子どもを育てたい、
だから、おかしいと思ったらおかしいと、言葉にして、私たちの言葉を聞いてほしいと思いました。
私たちの言葉をより大きく、しっかりと聞いてもらえる方法、それが代弁者である議員を送り出す事なんだと知りました。
だから自分ごととして、議員をしている知人と活動してきました。
しがらみなくどんな人でも議員になれるふくおか市民政治ネットワークの仕組みに共感できました。
そして、誰もしないなら、それなら次は私が代弁者のバトンを受け取ろうと、地盤も、カバンも、看板もない私がみんなの代理人になりました。
政治は、誰か一部の人のためのものではなく、一人ひとりが幸せに生きるためにある。
理想を捨てたらそこまでで、
そんなもんよと諦めたらそこまでで、
私たち母親が希望を捨てたらおしまいだと思います。
どんなに小さな希望の種も見つけて
前に進もう!と。
そんな背中をきっと子どもが見てくれている。
小さくても
弱くても。
市民政治の種をつないでいこう。
なるべく、力まず、しなやかに、一歩ずつ。
そんな思いで代理人をさせていただいてます。
この記事を書いた人