
香りの強いものにはご注意を!!
先日体験した事です。
高校生の娘がバレンタインデーに渡すチョコレートを作っていました。
2月14日当日、お友達からチョコレートをもらって来ました。その中に、2つあるからと、クッキーとチョコレートを分けてくれました。
かわいい手作りクッキーなので、ウキウキしながらコーヒーを淹れ、クッキーを一口かじりました。噛むと喉のあたりに違和感が・・・噛めば噛むほど???
クッキーのにおいを嗅いでも、おいしそうな香りしかしません。
コーヒーを一口飲んでも違和感が消えず、最初はコーヒーがおかしいのかとも思ったのですが、いつも飲んでいるコーヒーです。カップは廃油の液体石けんで洗うので、匂いはついていません。
隣りで同じものを食べている娘に、「何かこのクッキーおかしくない?」と聞くと、「柔軟剤のニオイがするよね。」と答えました。
そうなんです!口の中、喉のあたりで柔軟剤の匂いがするのです。鼻で嗅いだらおいしそうな香りしかしないのに。その喉で感じた臭いはコーヒーを飲んでも消えませんでした。
さらに娘が一言、「ぜんぜんおいしくないね。」
ニオイのせいでおいしさは全く感じませんでした。多分、小麦粉にニオイがついてしまっているのだと思います。これこそ「香害」だと実感しました。
私たちは「香害」について議会で取り上げてきました。
それをこんな形で体験するとは。
さらに娘に「そのクッキーを作った子は、柔軟剤の匂いがするの?」聞いたら「するよ。というか、柔軟剤のニオイのしない子はいないよ。」と教えてくれました。
香料は化学物質です。マイクロカプセルに入り、弾けてニオイのもとを放出します。そのため、柔軟剤の香りのする洋服を触ると、手にもニオイがつくのは、マイクロカプセルが手に移るからです。
今回、洋服だけでなく、食べ物までもニオイに汚染されてしまうことがわかりました。さらには、このニオイのもとは、熱にも強い(クッキーは、170℃で10数分焼く)こともわかりました。
みなさん、強い香りがするものには要注意です!
おいしさを奪ってしまうニオイに驚き、恐ろしさを感じた経験でした。
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