運動グループの目標!
ふくおか市民政治ネットワークは、2023年活動方針の具体化に向けて、
『組織』 『運動』 『選挙』の3つのチームに分かれて活動をスタートさせました。
私たち運動グループは、次世代に平和で豊かな未来を渡せるよう今年度は、
生きる基本である「食」の安心・安全について取り組みます。
なかでも、2018年に廃止になった「主要農作物種子法」については、
日本の農業と食の安全に大きな影響が出てくるのではと危機感を感じます。
「主要農作物種子法」 (※以下 種子法とする)は、米・麦・大豆など主要穀物を安定的に供給できるよう種の生産を国が予算をつけて支えてきた法律です。
1952年に国民を二度と飢えさせないことを目的に戦後の食糧不足を解消する国家的な政策として成立しました。
そんな、国民を守るための「種子法」がなぜ廃止になったのか など、取り組むにあたって、
まずは「種子法」ってなんだろう?廃止によりどうなるの?という基本的なことから学びを深めていきます。
その初めの一歩として、
8月21日に「タネは誰のもの」というDVDの視聴研修会を行いました。
視聴後の意見交換では、主要農作物だけでなく色々な作物に影響がある。
「種子法」と「種苗法」との違いや関係は? 農家の人に、しっかりと説明されているのか?誰のための法律なのか?など様々な意見や疑問が出されました。
「主要農作物種子法」が廃止され、種子法と同じ趣旨の条例を制定している都道府県も多くあります。しかし、福岡県では要綱はあるものの条例はありません。要綱は、行政機関の内部で決められたもので公には効力がなく、容易に変えられます。
日本の農業や私たちの「食」の安心・安全を守るため、
福岡県に種子条例の制定を求めることを最終目標に、次年度に渡り行動していきます。
運動グループ
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