絵本で平和を伝えたい

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絵本で平和を伝えたい

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2023.08.10

8月 6日  広島に原爆が投下された日
8月 9日  長崎に原爆が投下された日
8月 15日  終戦記念日
8月は、平和について思いを新たにしたい月です。

私は、幼い頃、祖母や両親から戦争体験を聞き、身近な体験の記憶に触れ、子ども心に「二度と戦争をしてはいけない。」と胸に刻んだことを思い出します。戦後78年が経ちました。戦争を体験した語り部も年々減少しています。

子どもたちに戦争の恐ろしさや平和の大切さを伝えたくても体験していないことを自分の知識だけでは、上手く伝えられるか不安もあります。
そんな時、絵本の力を借りてみるのはどうでしょうか?
戦争や平和がどういうものか、絵本は優しく教えてくれます。そのメッセージは、世代を問わず全ての人々の心に感じるものがあります。

私は、子どもたちが学んだ小学校で長年、読書ボランティアをしています。この時期は、1冊必ず、平和をテーマにした本を選んでいます。
公共図書館で平和をテーマにした特設コーナーもありますので、ぜひ手に取ってみてください。いくつかおすすめの本を紹介します。
『へいわとせんそう』 たにかわ しゅんたろう ブロンズ新社
『日・中・韓平和絵本 へいわってどんなこと』 浜田桂子 童心社
『へいわってすてきだね』 安里有生 ブロンズ新社

戦争は、一度始まってしまうと簡単に止めることはできません。子どもたちが思い描いていた夢も未来も生きる権利でさえも戦争は奪います。戦争でつらい思いをするのは、子どもや高齢者だけでなくすべての人々に影響を与えます。
軍事によらず、平和で安全な世界を子どもたちに手渡すことが、今を生きる私たち大人の未来への責任とふくおか市民政治ネットワークは考えます。

 

 

 

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