消防団組織再編で「機能別団員」が新設!(12月議会②)

古賀

消防団組織再編で「機能別団員」が新設!(12月議会②)

大賀 ふみこ

大賀 ふみこ

2024.12.28

消防団と組織再編

 消防団は市町村の非常備の消防機関であり、その構成員である消防団員は他の本業を持ちながら、権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員として、「自らの地域は自ら守る」という精神に基づき、消防防災活動を行っています。「消防団公式ホームページ」はこちらつまり、消防の専門職でない市民有志による消防防災組織です。
 なぜ組織再編するのか?団員の高齢化で退団者が増えていること、地域の高齢化で入団者が増えないことが主な課題です。分団そのものが無くなった事例もあります。深刻な団員不足の対策として、機能別団員を新設し組織内の人数の割り振りを変更します。

機能別団員てなに?

 機能別団員は、広報団員やOB団員など団員内で一定の役割を担っています。「機能別団員」についてはこちら
 この件は、総務委員会の付託議案となりました。質疑で判明したことは、機能別団員(OB団員)を退団者100名と見込んでいること、イベントと通常訓練の参加は想定されていないことです。団員の定員総数364人の内、およそ1割が機能別団員となります。実態は、退団者の、強い思いと経験に支えられる組織再編となります。
 高齢化による団員不足が課題の中、消防団で経験を積んだOBの方々にご協力いただければ、大変ありがたいことと考えます。しかし、出動先は大変危険が伴う現場です。消防団団員、全員の安全を望みます。

消防団を応援しよう!

 火災の時、災害の時、消防団は市民の強い味方です。私たちが住んでいる地域では、行政区全てに自主防災組織があります。市民の中には、「防災士」の資格を持っている人もいます。なにか連携の形が作れれば、OB団員以外にも違う形で機能別団員ができるのではないでしょうか?

この記事を書いた人

大賀 ふみこ

大賀 ふみこ

古賀市議会議員
ふくおか市民政治ネットワーク古賀

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