歳をとっても、自宅で暮らしたい
「歳をとって介護が必要になっても、自宅で暮らしたい」
これは、市民の方にお話を聴いたとときに言われた言葉です。
宗像市が昨年6,000人の市民に行ったアンケートによると、介護が必要に
なった場合、自宅での生活を希望する人が6割以上でした。
自宅で生活するためには、家族や介護ヘルパーの手助けが必要になります。
しかし、家族が働きながら介護をすることはその人の負担が増えます。
介護離職につながるかもしれません。
また老老介護の場合共倒れになるケースが増えるでしょう。
介護サービスを使い家族の負担を減らすことが必要です。
自宅での介護の場合、介護ヘルパーの助けは必要不可欠です。
しかし、在宅生活を支える介護ヘルパーの人材不足は深刻です。
2024年4月の介護保険の改定により、訪問介護の基本報酬が引き下げられた
ことにより、事業所の経営の悪化が懸念されています。倒産する事業所も出てき
ています。在宅介護を支える介護ヘルパーの確保は緊急の課題です。
社会全体で介護をするためには以下の支援が必要です。
・介護人材の確保と定着の支援
・訪問介護事業者の経済的支援
・在宅介護をする人の負担を減らすための支援
社会全体で支え合いながら、誰もが自分らしく暮らせる仕組みづくりに取り組みます。
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