新設校について
福津市では、小中学校の過密緩和策として新設校建設をすすめています。
〇令和2年10月、令和6年4月開校を予定していた竹尾緑地への小中一貫校(小学6年生と中学1年生から3年生)建設を、原﨑市長の判断で凍結。
〇令和4年11月の総合教育会議で、福間小学校・福間中学校の過大規模校問題を解決するために、宮司地区に小学校1校の建設(令和9年4月開校予定)を決定。
建設予定地は、令和4年5月に津波・高潮・ため池浸水想定地に指定されています。そのため盛土をして建設するとしました。
〇令和4年12月臨時議会で、用地買収費約9億円を賛成多数で可決。
これにより、現在工事が進んでいる宮司地区への新設校建設が決定。
地域住民から、予定地へ建設するのは危険という意見や、住民説明が足りていないという意見が出されています。
今から建設しても、令和9年4月開校です。本来なら避けるべきところかもしれませんが、他にまとまった場所や100%安全と言える場所はありません。
現在(令和6年7月)の福間小学校の児童数は、1,468人です。
現状でも過大規模校です。運動場が狭いため毎日校庭で遊ぶことができません。プールを撤去しスペースを確保していますが、十分なスペースとは言えません。
登下校時の昇降口や、階段でのすれ違いなど、人数が多いことで危険な状況になるため、先生たちの工夫で危険を回避している状況です。
日々危険な状況にある子どもたちの安全を確保し、教育環境を整えるためにも新設校は必要と考え、建設に賛成しています。
周辺地域住民への説明は十分にされるべきだと考え、関係課も出席する住民説明会などの開催を提案しています。
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