学習会「市のサイフの中身を知ろう」を企画して
宗像市にある「ルックルック講座」を利用して、学習会を企画しました。ルックルック講座とは、市民が行う学習会や研修会に市が講師を派遣してくれる出前講座です。
テーマは「市のサイフの中身を知ろう」です。市の財政事情(貯金・借金の状況など)や税金の使い道などについての話です。
市の財政事情なんて、難しそうなイメージしかありません。でも大事なことなので、知る必要を感じてお願いしました。
当日は11人集まり、2人の市の職員さんが来られて、話をされました。
見やすい資料を配付され、私たちが興味を持つような内容で、本当にわかりやすい説明でした。
特に、市の歳入(入ってくるお金)の中心である市税については、なるほどと思いました。宗像市は北九州市と福岡市の中間にあり、ベッドタウンです。市税の中身は、個人市民税が40%強、固定資産税が40%弱とこの2つで85%を占めています。このような状態が宗像市がベッドタウンだということを示してます。法人市民税は3.4%です。これは、市たばこ税4.7%より少ない結果となっています。煙草を吸う人が納めている税金が、商売している人が納める税金より大きいことが驚きでした。たばこを吸う人に少しだけ感謝の念がわきました。
参加者からも好評でした。
「市の歳入の内訳など、なるほどと思いました。」
「楽しかったです。」
「もっと色々な人に聞いてもらいたいと思いました。」
「とてもわかりやすい講座でした。」など。
今まで、予算や決算の内容が広報紙に載っていましたが、難しいと思い、あまり見ていませんでした。でも、この学習会をきっかけに、今度は丁寧に見てみようと思いました。
みなさんのまちにもこういった出前講座があると思います。ぜひ利用してみてはいかがですか?
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