学校給食は子どもたちのために(9月議会⑤)
学校給食食器を、プラスチックに変えないで!
古賀市は今、給食食器を強化磁器食器からPEN樹脂食器への変更を検討しています。
私たちの生活の中には、プラスチックを始め化学物質があふれています。化学物質過敏症、アレルギー、発達障害、不妊症、精子減少症など、健康被害の一因であることは広く知られています。
PEN樹脂食器は、軽い、割れにくい、リサイクルできるのがセールスポイントです。石油化学製品は、製造段階から環境負荷が大きく、リサイクルによってさらに環境負荷をかけます。持続可能な社会をめざす現代に、プラスチックの大量使用はふさわしくありません。
強化磁器は、通常の磁器に酸化アルミニウム(セラミックスの一種)を加え強化したものです。化学物質の塊であるPEN樹脂にくらべ、安全性ははるかに高いと考えます。
古賀市教育委員会は、給食食器をプラスチックに変えるための手続きを進めています。食育、健康、環境の観点から、強化磁器食器の堅持を求めます。学校給食の理想は、和食で和食器!
給食費を公会計に!
給食費の公会計化とは、税金と同じ方法で「市が給食費徴収業務を行う」ことです。公会計になれば、口座振替や、納付書払い、コンビニ決済、バーコード決済など、保護者にとって支払い方法が増え便利になります。教職員の負担軽減につながり、子どもと向き合う時間の確保に貢献します。子どもたちのためにも、公会計化を進める必要があると提案しました。
古賀市は、かねてより給食費の公会計化については積極的に検討しており、判断のタイミングを計っている状態です。
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