古賀市をユニバーサルデザインのまちに(9月議会⑥)

古賀

古賀市をユニバーサルデザインのまちに(9月議会⑥)

大賀 ふみこ

大賀 ふみこ

2024.11.06

ユニバーサルデザインとは?

 「まごころ駐車場」をご存じですか?お店や公共施設などで良く良く見る、車いすマークの駐車スペースです。残念な例ですが、通勤通学時間の古賀駅は送迎の自家用車が渋滞し、障がい者用の駐車場をふさいでしまっている様子があります。必要な方が利用できないのは大変困ります。古賀駅の場合は、設計段階で回避できた課題ではないでしょうか。
 ユニバーサルデザインとは、物理的な視点だけでなく考え方も指しています。年齢や性別、文化、身体の状況、障害の有無など、人々のさまざまな個性や違いにかかわらず、誰もが利用しやすく、暮らしやすい社会となるよう、まちや建物、もの、しくみ、サービスなどを提供していこうとする考え方です。
 古賀市に、このような視点に基づいた方針があれば、誰もが暮らしやすいまちになると思いませんか?

大規模開発を手掛ける今こそ!

 古賀市公共施設等総合管理計画では、市の施設等の長寿命化や改廃について方針づけています。さらに、古賀駅周辺開発のような大規模計画や、20年後には市庁舎の建て直しも控えています。
 古賀市をまるごと、誰もが心地よい空間に作り替えるための、基準や方針を、専門家、市民、当事者・事業者の参画で進めるチャンスと考え、ユニバーサルデザイン基本方針策定の検討を提案しました

 古賀市は、人権施策基本指針を策定しており、基本的人権に基づきユニバーサルデザインも方針づけている。ユニバーサルデザイン基本方針を持つか判断していない。

※後日、「人権施策基本指針」をしらべたところ、憲法の基本的人権の尊重に基づいているものの、だからユニバーサルデザイン基本方針は不要なのか?疑問が残りました。もっと深めて再提案したいと思います。

この記事を書いた人

大賀 ふみこ

大賀 ふみこ

古賀市議会議員
ふくおか市民政治ネットワーク古賀

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