マイナ保険証に反対!(9月議会③)
紙の健康保険証廃止・賛成多数で可決(怒)
古賀市9月議会で、国の法改正により「国民健康保険」「後期高齢者医療保険」に関して、令和6年12月2日より保険証が発行されなくなる議案が上程されました。マイナンバーカードは「任意」であり、国民皆保険制度を人質にしてマイナンバーカード・マイナ保険証を強制することに異議あり!医療現場でも、窓口でもトラブル続きのマイナ保険証です。紙の健康保険証の存続を求めて議案に反対しました!
安全安心なシステム整備を優先して!(願)
窓口で顔認証できない、暗証番号忘れた、5年更新忘れた、個人情報が文字化けする、医療情報は1.5ケ月前(レセプト情報)で救急に間に合わない、などなどトラブルが後をたちません。保険料はキチンと納めているのに、認証できないだけで10割負担を求められたケースもあります。
現在、全人口の75%がマイナンバーカードを保有➝内80%がマイナ保険証を登録➝内12%がマイナ保険証を利用、紙の保険証が選ばれている実態を示しています。ポイントに惹かれて取得したマイナンバーカード・マイナ保険証の有効期限が切れる人が出始める時期です。更新を忘れていませんか?
管理も大問題です。国民は、若くて元気な健常者だけではありません。高齢者、障がい者、乳幼児、お世話している施設や介護者・保護者も管理問題に巻き込まれます。重要な個人情報に紐づいているマイナンバーカードです。保管・紛失の不安、加えて代理手続きは想像以上に煩雑な手続きと時間がかかります。健康保険は、いざ医療が必要な時、速やかに医療につながれるシステムであるべきです。
紙の健康保険証は、今まで何も不都合は無く安全安心な保険証でした。未熟すぎるマイナンバーカード・マイナ保険証の普及を優先することに反対します。
今年もらった保険証は期限まで使えます!(注)
まずは、行政からの通知が届くのを待ちましょう。12/2以降も、健康保険証に書いてある有効期限までそのまま使えます。期限以降は、「資格確認書」の発行を求めましょう。
ただし、マイナ保険証を持っている方には「資格確認書」は発行されません。紙の保険証に戻したい方は、マイナ保険証の返納と「資格確認書」発行の両方の手続きが必要になります。
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