9月議会・「市民の命をまもる防災を」一般質問

古賀

9月議会・「市民の命をまもる防災を」一般質問

ネット古賀

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2023.10.26

大賀文子の9月議会報告④一般質問中継録画はこちら
※写真は、千鳥小校区コミュニティ避難訓練(10/22)

自主防災組織?ってなに?

 古賀市の46行政区、全てに自主防災組織があります。区長さんを中心に、災害に備える活動を日常から取り組んでいます。地域で行われる避難訓練も、自主防災組織の活動の一つです。災害時には、安否確認、救護、避難所運営など市民と協力して活動します。そして、行政は市民の生活を維持し復旧・復興を行います。古賀市は、自主防災組織を共助のかなめとしています。
 防災のかなめは、自助・共助ですが、一方で地域は少子高齢化で活動の担い手が減少し疲弊しています。住民の実態に合った防災体制を、住民自らが積極的に作り出す必要があります。古賀市は、「地域防災計画」で自主防災組織の育成義務は市にあるとしています。市民は、大いに活用しましょう!

障がい者、高齢者、医療が必要な人の備えは?

 「古賀市避難行動要支援者避難支援プラン」では、「自ら避難することが困難な人を、安全かつ迅速に移送できる環境と避難所等における支援体制を整備する。特に支援を要する在宅の人で支援を希望する人が対象。」としています。要支援者リスト(秘密保持義務あり)や個別支援計画を作成し形だけを整えても、いざ災害!となった時の実行性は非常に不安です。
 要支援者に該当しない、家族同居の高齢者、昼間独居や在宅介護の方の不安も解消できていません。透析患者の受け入れ先の確保など、細かく質問しましたが、古賀市の回答は「まずは自助」でした。日ごろから、ご近所と仲良くし自分の暮らしぶりを知っておいてもらうのも防災です。
〇高齢者や障がい者の受け入れ先は、予めケアマネさんに相談しておきましょう。
〇人工透析の受け入れ先は、予め医院に相談や福岡県透析メールに登録(登録はこちら)ておきましょう。
古賀市防災マップ
(電子ブックはこちら)冊子は総務課窓口でもらえます。

はじめから、全ての人を助けるのは無理と言うのではなく、「古賀市は一人の命も失わせない、全ての市民の命を守ることが使命である。」と、なぜ言えないのでしょうか。
市民の命をまもる防災を!災害時、誰も見捨てない古賀市を市民の声でつくりましょう。

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