豊かな地域特性を生かしたまちづくり
北九州市と福岡市の中間に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな福津市。
悠久の歴史の中で、上西郷、福間南、福間、宮司、津屋崎、勝浦、神輿、神興東を守り続けています。
その豊かな地域特性を生かしたまちづくりが今始まっています。
昔からづづく風
創建1700年を越す宮地嶽神社は、神宮皇后が渡韓の折、宮地嶽山頂より大海原を臨みて祈願されたのが始まりだと言われています。何事にも打ち勝つ開運の神様として多くの人に信仰されいます。
宮地嶽神社と言えば「光の道」
旧本殿から宮地浜海岸への伸びる一本道のお汐井道は年に2回まっすぐ伸びる参道の先に夕日が沈み「光の道」が出現し神秘的な光景を見ることができます。あの嵐のCMで全国的に知られるようになり、嵐ファンの聖地でもあり、全国から多くの人が参拝に訪れています。
宮地嶽神社の参道名物と言えば「宮地嶽の松ヶ枝餅」。
粒あんをくるんだ、しろ餅とよもぎ餅が定番。参道にある「島屋」には、この地域の特産である枝豆や大豆、むらさき芋を使用した自家製あんをくるんだ餅も販売しています。是非ご賞味あれ。
世界遺産新原奴山古墳群は、海を越えた交流に従事し沖ノ島祭祀を行い、信仰の伝統を育んだ古代豪族宗像氏の墳墓群です。ここからは、大島、さらには沖ノ島・朝鮮半島へと続く海を一望することができます。
新しい風
「九州の湘南」と言われる福間海岸から約3キロにわたる遠浅の海岸は、干潟時に砂浜に薄く張った水が鏡のように空に反射する光景がまるで鏡のようだと話題なっています。ボリビアのウユニ塩湖に行かなくてもここ福津市の「かがみの海」で美しい写真を撮ることができます。
マリンスポーツも盛んでいろんなアクティビティが準備されています。またおしゃれなカフェやレストランがあり、グランピングの施設も整っていて、マリンレジャーにもってこいの場所です。
旧福間町と旧津屋崎町の歴史と文化を受け継ぎ、新しい福津市へ
JR福間駅周辺の開発を皮切りに、周辺の宅地開発が進み、大型ショッピングモールもでき、人口も増えました。子どもたちも増え、にぎやかな声が聞こえるようになりました。その一方で高齢化が進んでいる地域もあります。
人口増加によるマンモス化した学校の問題、交通事情の変化、これまで地域拠点となっていた施設の見直しなど、課題もたくさんあります。
ネット・福津は25年間、市民一人一人の声を聴き残さず、市政に声をとどけてきました。これからも歴史と文化を大切しながら、暮しに根付いた地域づくりをめざし活動していきます。
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