パパも子育て
日中、小さな子どもと散歩をしている男性を見かけませんか?あるいは、ベビーカーを押しながら買い物をしている男性に会いませんか?最近は、小児科に男性が小さい子どもを連れて来ている光景を目にするようになりました。
日本でも男性の育児参加が進んでいるようですが、男性の育児休業の取得率は、全国平均で13%程です。宗像市はどうなんだろうと調べたところ、宗像市役所の男性職員の育児休業の取得者が2021年度は1人、その前の数年間は0人でした。「子育て世代に優しいまち」とうたっているのに、この結果は恥ずかしいものだと思いました。
育児・介護休業法が改正
女性も男性も仕事と子育てを両立できるように、子育てを男女が共に担うためには、職場の理解やサポート体制が重要です。そのため、2021年6月に「育児・介護休業法」が改正され、2022年4月から育児休業を取得しやすい環境整備が義務付けられました。
また、同じ年の10月からは「産後パパ育休」と言われる「出生時育児休業」が新設され、男性が子の出生直後に複数回育児休業を取得できるようになりました。
育児は育自
育児は子どもを育てることですが、学ぶことも多くあります。そのため、「育児」を「育自」という人もいます。子どもを育てながら、自分も成長する。こんなチャンスを逃してはいけません!男性も子育てをする中で、学ぶことがきっとあります。
この育児休業の事を2022年6月議会の一般質問で取り上げました。2022年度はすでに数人の職員から育児休業取得の希望があり、男性職員の育児休業の取得率50%以上を目指すという部長の答弁がありました。その後、3カ月間の育児休業を取った男性職員がいて、代わりの職員が派遣されていることがわかりました。一般質問をしたかいがあったなと自己満足に浸っています。
今から職場選びをする人は、その職場は男性の育児休業の取得率がどのくらいあるのか調べて、選ぶ条件に加えてはどうですか?
男性の育児休業の取得率の高い職場は、誰にとっても働きやすい職場だと思います。
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